[ネタバレ有]ラストレターの感想
今日もお仕事お疲れ様です。
昨日から懲りずに、感想を書いてみます。
岩井俊二監督作品の、ラストレターについてネタバレ有りで
感想を書いてみようと思います。
映画『「ラストレター」』予告【2020年1月17日(金)公開】
※有名と言っておきながら見た事ない私が言います…
私の子供の頃、
CHARAさんが歌い
岩井俊二監督が歌詞を書き
小林武史さんが作曲した
Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜 を聴き倒した覚えがあります。
子どもながらに、ヘッドフォンをCDプレーヤーに繋ぎ
わんわん泣きながら聞いた思い出があり、映画作品を知らないながらも
岩井俊二監督の映画にはずっと興味がありました。
Chara - Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ ap Bank fes 11Bank Band LIVE
そんな興味を抱えたまま数十年、
映画館の予告で出会った作品が、このラストレターという映画です。
手紙のやり取りと、美しい風景、
生活の中にある自然な 虫の音や時計の音と合わせて
話が展開していく映画です。
松たか子さんの姉であり、広瀬すずさんのお母さんのお葬式から話がスタートします。
広瀬すずさんが大きな川でお葬式が始まる前、時間つぶしをしますが…
このシーンがとても印象的で、川のせせらぎだけの静かな空間において、
お母さんが亡くなった事実をまだ受け入れられず、
頭の中がをグルグルさせ困惑している心情を、『川のせせらぎしか聞こえない』ことで表現しているのがとても印象的でした。
※私の解釈ですのであっているのかは定かではありません…あしからず…
ここから、松たか子さんが姉の代役で、同窓生に姉が亡くなった事を報告するため
同窓会に参加しますが、松たか子さんの初恋の福山雅治さんに出会い
手紙でのやり取りが開始されます。
松たか子さんの手紙は、若干のコメディタッチで現在を書いて
福山雅治さんの手紙は、初恋を振り返る切ない感じで過去を書いて
広瀬すずさんは、母親の足跡や面影を思い出して読んで
三者が手紙をやり取りしていきます。
一緒に行った友人が、
手紙特有の『届いているのか?読んでくれているのか?』という心情が見えてくる。と言っていましたが、
まさにその通りで、一通一通がお互いに届くわけですが
もちろん、手紙なのでLINEの様な会話形式ではなく
一方通行で三者三様、受け取った手紙を解釈するシーンが
とても良かったです。
最終的には手紙を繰り返していく中、
三者が出会い
手紙だけでは伝わらない思いを確かめ合ってい行く姿を
自然の美しい映像と音も合わせて表現し、とても印象的でした。
是非みなさんも、手紙を書いてみてはいかがでしょうか?
と思ってしまうようなそんな素敵な映画でした。
同じような感想ある方、コメント等いただけると嬉しいです。
でわまた。