サク・チューンのサブカル何でもレビュー

映画、音楽、アニメ、マンガについて自分の好きなものをレビューします

[ネタバレ有] ホットギミック ガールミーツボーイ の感想

 

今日も、お仕事お疲れ様です。

 

新型コロナウィルスに伴い、各県の緊急事態宣言が発令。
皆さん、外出自粛なされていらっしゃるともいます。

 

しかしながらこの時代、Amazon primenetflix・AppleMusicと
少し(?)のお金を払うことで、いろんな作品に出会うことができます。

 

そして自宅にいながらも 心を豊かにできるかと思います。

 

そんな手助けができると嬉しいです。

 

かなり久々ではありますが、映画のレビューをしたいと思いまして…

書かせていただきます。

 

本日、レビューいたしますのは
おっさんが書くのも恥ずかしい限りで…
まぁ、思春期に読んだ少女コミックのということでお許しください。 

2019公開、現在Netflixで視聴可能な
ホットギミック ガールミーツボーイになります。

(ご時世の関係上、今後感想について旧作が増えますがご容赦ください。)

 

www.netflix.com

 

監督は山戸結希監督、主演は堀未央奈さんになります。

 
本作は、自分自身というものがなかなか見つからない主人公が
 
板垣瑞生さん演じる、あこがれの幼馴染
清水尋也さん演じる、ツンデレ同級生
間宮祥太朗さん演じる、やさしいお兄ちゃん
(※後ほど書きますが、兄ですが恋愛感情があります…)
 
に揺れ動く姿を描いた作品になります。
 
もともとは、相原実貴さんのコミックを原作で
私はこちらを学生時代に読んでおりました。
 
ホットギミック(1) (フラワーコミックス)
 

  

コミックスの表紙はご覧の通り、ポップに書かれておりますが
先ほど書いた4人が、入り乱れていく恋愛模様が描かれております。
私は男性であり、妹もちの兄であるため

憧れの幼馴染をみて、やはりイケメンってやりたい放題でいいなぁ…
とか
ツンデレ同級生をみて、少女コミックにもツンデレってキャラ生きるんだなぁ
とか
(いきなりネタバレで申し訳ありませんが)
血がつながっていないからって、兄が恋愛対象で妹を見るなよ!
とか
感じながら、読んでた思い出があります。
 
これを実写化するとなると、どのような表現になるのかと思いながら
恐る恐る一人で見に行きました。
 
私は、公開当時から作品自体に興味があり映画館に足を運んだのですが
少女コミック原作ということもあり、
周りを見渡すと私と同年代の女性の方が多いな というのと
意外に男性のセットで来られている方もいらっしゃいました。
(当時私は、堀未央奈さんを存じ上げていなかったのですが、乃木坂46の方でそれ目当てだったのかもしれません)

で、映画についてですが
鑑賞開始直後からある違和感を感じ、
途中鑑賞をドロップアウト(退出)しそうなほどの不快感を感じてしまいました。
(これに関しては、人それぞれの感想だと思ってください。
 あくまで『私の場合』はです…、このレビューを見て気分を害された方…大変申し訳ありません…)
 
おそらく理由は、
マンガ特有のキャラクターの『非現実』『非日常感』と、
映画で表現されている『現実』というか『日常表現』との乖離で、
現実と非現実を行き来させらていることが、
違和感や、むずがゆさを常に感じさせられ、不快感を覚えた原因だと思われます。
 
しかしながら、鑑賞後の帰宅時にはある種の納得感もありました。
思春期とは、こういう非現実的なキャラクターを演じたり、
それを客観的にみて、現実に帰り赤面していたのではないかと。
 
アイデンティティが定まらない感じ
世間一般より自身の感覚(こうありたいキャラクター)を優先させてしまう感じ、
後に成長し大人になった後、顔を覆いたくなってしまう感じ
大人になる前に見たかった、そう思わせてくれる映画でした。
 
ストーリーは前述のように目を覆いたくなるものでしたが
映像表現はというと山戸結希監督が、
日常を美しく切りとり、
時には演出で非現実の世界に連れて行ってくれるような
思春期の心象風景を、色と物の見え方で表現しており
最終的には私ものめりこんでみておりました。
 
最後に、エンディング曲が花譜さんの『夜が降りやむ前に』という曲でしたが
この映画の主人公の気持ちを表現したとても素晴らしい曲でした。
 
山戸結希監督が映画のシーンを使い
PV風に作っている動画がofficialで上がっておりますので
興味がある方は、こちらを見た後見ていただきたいと思います。
とても美しい映像です。
楽曲のリンクも置いておきますので良ければ。

 

夜が降り止む前に

夜が降り止む前に

  • 花譜
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

  

よければコメントを頂けますと嬉しいです。

 
でわまた。