お疲れ様です!
土曜日です!
全国的に雨模様だったようで、皆さんも家でお過ごしだったりしますでしょうか?
『私は腰と肩の修理だけで一日過ぎました…』
※こんな日にちょろっとやれる格ゲーは便利ではあるんですけどね…
明日は何か新作映画でも見れたらいいな!
そう思っている次第です。
皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
という話から始めまして…今日は
『シンデレラ幻想や古き良きアメリカへの提言をした』
そんな『ただジジイがおすすめしたい映画』をご紹介!
ではおつきあいください!
『1.映画のタイトル』
・映画タイトル
ANORA アノーラ
・概要
ストリップクラブで働く主人公。
彼女は日々業務に励んでいたのだが、そのクラブにロシアの御曹司が現れ
『7日間の恋人契約』
を結ぶのだった。
贅沢三昧の7日間、夢のような世界で過ごし
『夢のまま結婚へと向かったのだが…』
から始まる本作
・トレーラー
『2.現在鑑賞できるサブスクリプション』
現在Prime Videoにて配信中の作品です。
『3.ネタバレなし感想』
『古き良きアメリカのシンデレラ幻想について再考する』
冒頭に書かせてもらったあらすじの通り、シンデレラストーリーから始まる本作は
『セックスワーカーの主人公を通して、現代女性に寄り添う映画』
だったように私は思います。
大昔からDisneyに散々見せつけられたシンデレラというフォーマット。
裕福ではない女性が運命的出会いをし、魅力的でかっこいい王子様が手を伸ばす。
そして奇跡的に現状を脱するアレ。
これは戦後のアメリカの成長に似合ったフォーマットとして成立していたわけなんですが、現代の格差社会ではどうしても軋轢が生まれてしまうシーンがある。
そんなところにフォーカスした作品です。
加えて主人公がセックスワーカーであるため、男という生き物の本能的側面に向き合うことが多いからか
『自分自身の理解・自分自身の状況・そして浮遊と没落で大混乱!』
になるところが見どころでした。
豪遊と性的描写が多いのでド派手。
アノーラ自身も強気なキャラクターであるため加えてド派手。
しかしながら、現状・境遇という部分が冷静さに引き戻されるという稀有な映画です。
傑作の一本だと思います!
『4.RottenTomatoesの評価』

25年度アカデミー賞5冠は伊達じゃない!93%と大傑作。
作品賞・監督賞・主演女優賞・脚色賞・編集賞と作品本体に関連する賞を総なめ。
批評家からの内容はもちろん文句なしで、現代人の格差社会の感覚、女性の意思決定や格差の壁、そして野心と現実の乖離。
それらを従来のロマンス(シンデレラ幻想)を通してリアルに感じさせる事がよかったと感想を書いています。
観客も性的描写がありながら83%と大絶賛!
とはいえ83%に落ち着いた理由は、やはりジェットコースターのような主人公の状況変化に耐えきれなかった観客が多かれ少なかれいたようです。
シンデレラという夢を期待して鑑賞した方が、少し気落ちしてしまった感じ。
ぜひご鑑賞される際は、『社会派』であることを忘れずご鑑賞していただけますと幸いです。
『5.映画監督の別作品の紹介』
本作はインディペンデント映画はお手の物、ショーン・ベイカー監督。
以前
『アノーラがアカデミー賞総なめだってよ!』
って記事を書かせていただいたときに紹介した
『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
こちらも傑作のようですので併せてご鑑賞してみてはいかがでしょうか!
※私もどこかで鑑賞してみようと思います!
・トレーラー
『これまでよく見たシンデレラ、その現代での現実』
それをセックスワーカーという男性本能の近くにいる女性で描くことで、女性自身の夢と葛藤を描いた『ANORA アノーラ』。
ラストまで味のする大傑作ですのでご鑑賞してみてはいかがでしょうか?
ではまた!
※社会派な映画記事張っておきます!
まだ読まれていない方は、併せて読んでいただけると嬉しいです!
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