サク・チューンのサブカル何でもレビュー

映画、音楽、アニメ、マンガについて自分の好きなものをレビューします

[ネタバレ有] AI崩壊 の感想

 

おはようございます。

 

昨日はレイトショーを見に行ったことで、

映画のレビューが出来ず…。

 

その昨日、見てきた映画が

先週公開映画、入江悠監督、大沢たかおさん主演の

AI崩壊です。

 


映画『AI崩壊』本予告 2020年1月31日(金)公開

 

内容としましては、AIが人々の助けとなり普及した近未来

生活の中心であるAIが暴走した場合

どのように混乱を招くのか、またどのように悪用されていくのかを描いた

SFサスペンスになります。

 

話としては、天才科学者である大沢たかおさんが、

癌を患う奥様、松嶋菜々子さんにAI新薬を投与するか否か

そのシーンから話がスタートします。

 

奥様がなくなり、そこから医療AI『のぞみ』として認可が通り

その後、AIが一般市民に浸透していきます。

生活向上の功労者を称え、総理大臣賞を授与する直前に

AIが何らかの要因で暴走。

警察側が暴走の犯人を大沢たかおさんに認定し、そこから警察との追走劇が開始。

 

実は警察側も捜査に使うAIを持っており、

『のぞみ』によって普及してきた電子機器

ネットワークに接続された自動車のカメラ

スマートフォンのカメラ・マイクを駆使し

逃亡犯である科学者を、顔認証や歩行の癖等を用いて特定、

何度も大沢たかおさんに迫っていきます。

 

この逃走の最中、天才科学者である大沢たかおさんが、

AIが崩壊した要因、AIの暴走を引き起こした真犯人を突き止め

事件を解決していく。そんな話となっております。

 

ざっくり内容としてはこんな感じです。

 

まず、本作の予告を見たときに最初に思ったのが

伊藤計劃著書の<harmony/>の映画版や、PSYCHO-PASSを想起させられました。

※例に挙げているものが、アニメが多くてすみません、割と多いテーマだったので…

   

高度AI医療による、寿命を伸ばすことができたが、逆に短命にさせることもできる箇所が<harmony/>

 

ハーモニー

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  • 発売日: 2017/04/21
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一般人を一方的に査定し、『必要な人間』・『不要な人間』を選別する箇所なんかはPSYCHO-PASS

PSYCHO-PASSはAIによる査定とは少し違いますが…

 

#1 犯罪係数

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  • 発売日: 2015/12/18
  • メディア: Prime Video
 

 

 

このようにストーリーとして、例をあげればかなり近しいものがちらほら見当たってしまいますが…

『日本での実写映画化』という意味ではあまりないんじゃないかと思います。

 

私としては、CGの画面への溶け込み方と、小さい動きで画面内にスピード感のある映像を作り出す、日本のアクション映画はこんな風に撮るといいんだと思いました。

 

特定の箇所をフルCGにするわけではなく、少しだけ未来にいるように、CGを細やかに埋め込んで行く表現

 

大手を振った、爆発やアクションは日本では難しいので

日本の路地や、船内での追走劇という狭い場所で撮影を行うことで

緊迫感が生まれ、疾走感を得られることがわかりました。

※昨年公開された、『見えない目撃者』も同様の緊迫感ありましたね。 

 

見えない目撃者

見えない目撃者

  • 発売日: 2020/01/18
  • メディア: Prime Video
 

 

 

映像表現としてとても面白かったと思います。

 

ぜひ映画館で見てみてはいかがでしょうか。

 

映画「AI崩壊」オリジナル・サウンドトラック

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  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2020/01/29
  • メディア: CD
 

 

よければコメントを頂けますと嬉しいです。

 

でわまた。