サク・チューンのサブカル何でもレビュー

映画、音楽、アニメ、マンガについて自分の好きなものをレビューします

『パラサイト 半地下の家族』をお勧めする感想。

 

最近忙しくて、更新ができておらず

『フォードVsフェラーリ』の更新の勢いで

本日二投目をしてみようと思った次第です(汗)

 

ところでいきなりではありますが、映画ファンならずとも

ゴールデングローブ賞』や

カンヌ国際映画祭 パルム・ドール』という言葉について、

一度は耳にされたことがあるかと思われます。

 

この各映画賞を受賞している

『パラサイト 半地下の家族』について

感想を書きたいと思います。

 

私の場合、すべての映画の感想は

『ネタバレ無し』

『出演者、監督等から別の映画への数珠つなぎをして感想を共有したい』

を目的としているため、基本ネタバレはありません。

しかし本映画のポン・ジュノ監督から、パンフレットにて

『念押し』で『ネタバレしないでほしい!』と記載されているため

『いつもより気を付けて感想を述べたい』と思います。

 


第72回カンヌ国際映画祭で最高賞!『パラサイト 半地下の家族』予告編

 

 

 

 

あらすじはざっくりいうと

『ある富豪に、貧困層の主人公がひょんなことから家庭教師として採用されて

話が進む映画』となっております。

※なにがネタバレになるかわからないから書くのが恐ろしい…しかもざっくりなりすぎ

 

この映画は、実際鑑賞してみると

予告からは想像つかない展開をしていきます。

しかし予告にあるようなダーク雰囲気を持たせつつ、

笑いもある映画となっておりました。

 

ところで巷では数年前から、韓国映画のレベルはとても高く、

『オリジナルストーリーで心を揺さぶられる物がたくさんある』と噂には聞いていました。

しかしながら、韓国映画を私はあまり見たことが無く、本作が私としては韓国映画の入り口となりました。

ストーリーが気落ちを起こすものが多く、内容や『描写』がエグいということを耳にしており、ビビッて避けておりました…情けない…。

 

この『描写』で『ものを語る』という点が本作を鑑賞する上での

キーポイントなのではないかと実際鑑賞して感じました。

本投稿の冒頭に書いた『パルムドール受賞』はフランス映画祭の賞であり

フランス映画祭の賞は特にその点を重視する傾向があるそうです。

 

よってこれから鑑賞される方は、

ぜひ『ストーリーを追う』だけではなく

各シーンの『表現したいもの』『訴えたいもの』は何なのか

を考えながら見ていただけると、より一層楽しめるのではないでしょうか?

 

ぜひ劇場で見てください。

 

私はおっかなびっくり、ポン・ジュノ監督のグエムル 漢江の怪物でもみて

韓国映画への知識を増やしてみようかなと思います…怖いけど

 

グエムル-漢江の怪物-(字幕版)

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『フォード vs フェラーリ』 感想

 

もともと、映画好き (本物の映画ファンには大変失礼な、低レベルではありますが…)ではあったのですが、

昨年から映画を見る友人が増え、

毎週末新作を見るルーチンができ、映画ファンとしてのLvがupしている

今日この頃であります。

 

その昨年、見続けた映画予告が、今日ご紹介する

『フォード Vs フェラーリ』になります。


映画『フォードvsフェラーリ』予告編

 

 

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マット・デイモンさんと、クリスチャン・ベイルさん W主演の映画で、

ルマン24時間レースに勝つため、

そして王者として君臨するフェラーリに勝つため

『如何にして、車を作るか?』

『如何にして、会社人としてレースに向き合うのか?』を

男らしく、また、オイルやガソリン、タイヤのゴムが焼ける匂いを感じさせるような演出で表現している熱い映画でしてた。

 

私自身、モノづくりの現場で働いているものとして

シンパシーを感じる箇所もありつつ、

『会社人としてレースと向き合う難しさ』を考えさせられました。

 

ものづくりを行い、『お客さんに売れるモノを作らねばならない』

『お客さんの目を引くためにプロモーションに投資しなくてはならない』

という、一見合理的ではありますがプロモーションへの投資は

物が売れて取り戻せないと、シンプルに『無駄』となってしまう

この、会社人として、

『プロモーションと勝利のはざまでレースと向き合う』部分に

シンパシーを感じました。

 

主演のマット・デイモンさんはボーンシリーズで有名な方ですが

あまり私の琴線に触れる映画には出演されておらず

俳優さんとしてみることがなかったのですが

この映画の演技で一発で好きになりました。

特に、クリスチャン・ベイルさんとのドライバー契約の流れにおける

掛け合いなんか、もう最高でした!

 

クリスチャン・ベイルさんは、皆さんご存じクリストファー・ノーラン監督の

バットマンシリーズのバットマン役が有名です。

もともと、ノーラン監督のバットマンシリーズは

ダークな世界観とヒーローのリアルを表現していることもあることから

クリスチャン・ベイルさんのクールな部分が全面に出た演技でしたが

本作は、『車を愛さずにはいられない』レーサーを

熱く演じているため、バットマンとは違う一面の演技に、驚きと感動を覚えました。

もしよろしければ、まだ見たことがない方はぜひ

バットマンシリーズを見てみてはいかがでしょうか。

 

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『カイジ ファイナルゲーム』感想

 

お疲れ様です。

 

仕事終わりのビールは『キンキンに冷えている』 ものがいいですね(笑)

 

冬休み明けてすぐのきつい仕事が終わり、一週間も終わったということもあり、

友人たちと、藤原竜也さん主演の『カイジファイナルゲーム』を見てきました。

 

自分としては、ヤングマガジンで連載している

福本伸行先生のカイジはど真ん中の世代であり、

初期のギャンブル『限定じゃんけん』等、作りこまれた勝負が

とても楽しみで、見に行った次第です。

 


映画『カイジ ファイナルゲーム』予告

 

本作は福本伸行先生が、映画に参加しているということもあり

カイジのコミックスで謳われている、『お金の大事さ』『社会の厳しさ』という点を

如何に表現するのか?

そこも楽しみにしていきました。

 

ギャンブルの内容、テーマ等は本編のネタバレに繋がる可能性が高いこともあり

ここでは言及することを避けたいと思います…。

また今度。

 

本作の自分の感想としては、大きく二つあり、

一つが前述の『テーマとギャンブル内容』、もう一つが『演技面』という点です。

 

主演の藤原竜也さんについて、言うまでもなく演技がすごくうまく

カイジを容易に想像できる(屑さ加減も(笑))すばらしい演技でした。

 

もう一つの発見は、福士蒼汰さんの演技でした。

福士蒼汰さんといえば少女コミックティーン向け?)に出てくる

ヒーローを演じているイメージ。

もう一つは、仮面ライダーの主役を演じていらっしゃったので

正義ヒーローのイメージが強かったのですが

 

昨年公開された『ザ・ファブル』当たりから、ヴィランを演じることが

ありました。

 

ちなみに『ザ・ファブル』はこちら


映画『ザ・ファブル』スペシャルトレーラー

 

ヒーローの演技は、私の主観ではありますが、

『感情の動きを大きく見せて、わかりやすく見手に伝える』

ということが大事になってくるのではないかなと思っております。

 

藤原竜也さんと福士蒼汰さんが対峙しているとき

福士蒼汰さんの過去の作品の影響からか、

ヒーローとヒーローが対峙しているかのような不思議な違和感がありましたが

 

後半から、福士蒼汰さんがヴィランに徹底し始めてから

ヒーローの演技を悪役に全振りして、大立ち回りする姿をみて

『すげぇ、演技だな!こんな演技できるんだ!もっと悪い役ガンガンやってほしい!』

ヴィラン側に感情移入しておりました。

※激情型だけでなく、冷たいヴィランも見てみたくなります 

 

藤原竜也さんと福士蒼汰さんのバトル

是非とも皆さん楽しみに見ていただけると、うれしいです。

 

カイジ 人生逆転ゲーム

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ザ・ファブル

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『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』をお勧めする感想。

 

私の文章を見てわかると思われますが、

人にものを伝える事がとても苦手です。(まだ投稿二つ目ですが…)

 

人にものを伝える訓練を兼ねて、レビューを寄稿している所存です。

 

さて冬休みの期間でしたが

冬休みの間、暇すぎ(ぶっちゃげ体調不良で…)て映画ばかり見ていました。

 

私はネットフリックスに加入しているため、

お金がないときはよくいろいろな映画をネットフリックスで見てます。

 

そのネットフリックスの検索欄に、『受賞歴あり』という文言があり

その情報に誘われて、この映画を見ることとなりました。

 


映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』予告編

 

ドラマシャーロックの時代から、主演のベネディクト・カンバーバッチさんが好きで

興味を引き鑑賞いたしました。

 

テーマがテーマだけに、派手な演出や映画としての勢いが無く

長く感じてしまうのではないかと思っておりましたが…

 

物語のテンポ、キャラクター、すべてが完璧な映画であっという間でした!

 

もうすぐ第92回アカデミー賞が開催されますが、

この映画は第87回アカデミー賞 脚色賞が授与されております。

 

映画の冒頭にありますが、この映画は実話をもとに構成されておりますので

その点を考慮したものだと思われます。

 

この感想の冒頭で、私は『人にものを伝える事が苦手』と書きました。

 

実話をもとに構成されているこの映画で、

天才である主人公がコミュニケーションをうまくとることができず、

敵ばかりを作るシーンが目立ちました。

 

もちろん、私は天才ではありません。

 

しかしながら、いろいろなことがわかる『天才』という人たちでも

コミュニケーション能力というのはそれらの能力とは『別物』で、

正しいことを『ただ正確に伝えるだけではだめ』で、

伝え方によっては衝突や、苦しむこともあるんだなと、少し身近に感じました。

 

今ではTSUTAYAでも、安くでレンタルも可能です。

 

もしお時間があれば、鑑賞してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

『HELLO WORLD』をお勧めする感想

 

おそらく、映画館で映画をよく見られる方は

見に行った映画本編の楽しみを全体7割、

映画館で流れる予告編への期待を残り3割ぐらいもって

映画館に足を運んでいるのではないかと、勝手に思っております。(当社比)

 

実際のところ、私は予告編へのモチベーションがとても高く

絶対に見逃さないよう、上映開始ぎりぎりにいかないようにしております。

 

そんな大好きな予告編が数ある中、昨年私の中でもっとも引きつけられた

予告編はこれでした。

 


映画『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』予告【2019年9月20日(金)公開】

 

まずは映像。

3Dのキャラクターが縦横無尽に京都を駆け回り

カラフルなポリゴンが右に左に画面にちりばめられ

 

こんなにテンションを上げてくれるのかくれるのかと思いました!

 

そして、この予告編で私がもっとも好きなシーンは

 

スクリーンの上下を黒くカットし、

狭い空間で動いていた主人公がまるで飛び出てくるように、

上下に黒く塗りつぶされているスクリーンを徐々に開いていく演出がとても印象的で

 

『見るしかねぇ!』

 

と気持ちを高揚させてくれました。

 

また映像以外にも、採用されている曲である

okamotosさんの『新世界』

 

「HELLO WORLD」オリジナル・サウンドトラック

「HELLO WORLD」オリジナル・サウンドトラック

 

 

Official髭男dismさんの『イエスタデイ』

Traveler[通常盤]

Traveler[通常盤]

 

 

この2曲ともとも劇中の雰囲気にあったタイミングで流れ

予告編も盛り上げてくれます。

 

もう劇場ではやっていないのが残念ではありますが…

ぜひご自宅で鑑賞してみては如何でしょうか。

 

映画と音楽、アニメ、マンガを淡々とレビューしていこう!

私は、まわりに「ちょっと映画とか音楽とかの趣味がずれてるよね?」と言われることがあります。

 

『ほんとうにそうなのかな?』

 

『ずれているのかな?』

 

少し不安も感じていているところがったため、レビューを書いてみて

皆さんとお話ししていければなと思っています。

 

もしよろしければ、レビューに関してコメント等いただけますと嬉しいです。

 

初日はこれで…。